喜界島は大島本島の東北側、北緯28度19分、東経130度00分の地点にあって、鹿児島から380キロメートル、名瀬市から69キロメートルの洋上にある。
ちなみに地球儀で確認すると東経130度の線に隠れてしまう
総面積56.91平方キロメートルで35.5%にあたる20.20平方キロメートルが耕地、19.1%の10.85平方キロメートルが林野面積である。
ちなみに東京ドーム約1,217個分であるが想像がつかない。
喜界島は南南西から北東に長く14キロメートル、南北の最長7.75キロメートル、周囲48.6キロメートルである。
集落は海岸線に沿って展開し各集落の背部は農耕地となり、東南から南北に走る百之台丘陵に連なっている。概して平坦な島であり、河川という河川はなく、島の大半は隆起サンゴ礁である。いまでも隆起を続け、その速度は年数ミリと異様な速さである。あと数百万年後には奄美大島とつながるらしい。
オオゴマダラ蝶(大胡麻斑蝶)は、マダラチョウ科で、羽には白地に黒のマダラ模様、羽を広げると15センチメートルもある大型の美しい蝶で優雅に舞う姿から“南の島の貴婦人”とも呼ばれている。
食草のホウライカガミ(キョウチクトウ科)とともに喜界島が北限と見なされている。
平成元年[オオゴマダラ保護条例]を制定。